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歯科衛生士

歯科衛生士の面接対策|よく聞かれる質問と合格のポイントを徹底解説


「面接なんて、何年ぶりだろう……」
「育児との両立を希望しても、マイナスに取られないかな?」
「自分のスキルをどう伝えたら、正当に評価してもらえるの?」

転職を決意した後に立ちはだかる大きな壁、それが「面接」です。
特に30代の歯科衛生士さんは、確かな技術や経験がある一方で、ライフスタイルの変化に伴う条件の提示など、伝え方に悩むポイントも多いですよね。

面接は、単なる「試験」ではありません。
あなたと医院が、お互いに幸せになれるパートナーかどうかを確認するお見合いのような場です。

今回は、歯科医師・面接官としての「本音」を交えながら、経験者の歯科衛生士が面接で成功するためのポイントを徹底的に解説します。

面接官はあなたの「何」を見ているのか?

まず知っておいていただきたいのは、院長が面接の数十分間で何を確認しようとしているか、という「評価の軸」です。経験者に対して、院長が求めているのは主に以下の3点です。

① 即戦力としての「臨床スキル」と「適応力」

技術があるのは大前提ですが、それ以上に「自院のやり方に柔軟に合わせてくれるか」を見ています。前職のやり方に固執せず、新しい環境に馴染もうとする姿勢があるかどうかが、ベテラン層には厳しくチェックされます。

② 患者さんやスタッフとの「コミュニケーション能力」

歯科衛生士は、患者さんと最も長く接するプロフェッショナルです。院長は「この人に、うちの大切な患者さんを任せられるか?」「既存のスタッフと良好な関係を築けそうか?」という人間性の相性を非常に重視します。

③ 「長く安定して働いてくれるか」という持続性

採用には多大なコストと時間がかかります。だからこそ、ライフイベント(育児・介護など)がある中で、どのように仕事を継続していく意思があるのか、その覚悟と調整力を確認したいと考えています。

【質問別】よく聞かれる質問の意図と、合格ラインの回答例


面接で頻出する質問には、すべて「隠された意図」があります。それを見抜いた上で、自分の言葉で伝えることが合格への近道です。

質問1「簡単に自己紹介と、これまでの経歴を教えてください」

院長の意図: 経歴の要約力、コミュニケーションの温度感、清潔感を確認したい。

回答例:「〇〇年に卒業後、一般歯科医院で主に歯周治療に5年、その後矯正歯科医院で3年勤務しました。特にSRPには自信があり、前職では担当制で〇〇名の患者さんを継続して診ていました。これまでの経験を活かし、貴院の予防歯科に貢献したいと考えています」


【Point】
短すぎず、長すぎず。1〜2分で「何ができる人か」が伝わると、その後の面接がスムーズになります。


質問2:「なぜ、数ある医院の中で当院を選んだのですか?」

院長の意図: 自院の理念を理解しているか、すぐに辞めないかを確認したい。

回答例:「貴院のHPで『患者さんの生涯の健康を守る』という理念を拝見し、予防に注力されている点に強く共感しました。特に担当制を導入されている点や、マイクロスコープを用いた精密な診療体制に惹かれ、プロとしてさらに成長できる環境だと確信し、志望いたしました」


【Point】
「家から近いから」「給与がいいから」といった条件面だけを理由にするのはNGです。必ず「医院の診療方針」への共感を盛り込みましょう。


質問3:「あなたの長所と短所を教えてください」

院長の意図: 自己客観視ができているか。短所をどうカバーしているか。

回答例:「長所は、患者さんの不安に寄り添う丁寧なカウンセリングです。短所は、慎重になりすぎて作業に時間がかかってしまうことがあった点です。現在は、優先順位を明確にし、効率的なセットアップを心がけることで、丁寧さを維持しながらもスムーズな診療を意識しています」


【Point】
短所を述べた後にはその改善策や努力の結果を具体的に話し、前向きな姿勢を示しましょう。


質問4:「前職の退職理由を教えていただけますか?」

院長の意図: 同じ理由ですぐ辞めないか。他責思考(人のせいにする性格)ではないか。

回答例:前職は歯科衛生士としての専門職以外の業務が多く、残業もあり、体力的に余裕がありませんでした。そのため、歯科衛生士業務に専念でき、実力をしっかり評価してもらえる歯科医院で、より一層スキルアップをしたいと考えています。


【Point】
前職への不満ではなく「前向きな理由」に変換します。「人間関係が……」ではなく「よりチーム医療を大切にする環境で働きたかった」、「給与が……」ではなく「自分の専門性をより評価していただける環境で挑戦したかった」と伝えましょう。


30代の難問:育児やブランクをどう伝える?

面接で最も頭を悩ませるのが、家庭状況やブランクの話です。

育児との両立について

「子供がいるので、急な休みをいただくかもしれません」とだけ伝えると、院長はリスクを感じてしまいます。 「実家のサポートが得られる体制を整えています」「病児保育の登録も済ませており、できる限りご迷惑をおかけしないよう準備しています。万が一の際は、早急に相談・共有させていただきます」など、「対策を講じていること」をセットで伝えましょう。

ブランクがある場合

「忘れてしまっている」と不安を見せるのではなく、「復職に向けて、現在は最新のガイドラインを読み直したり、セミナー動画で自己学習を進めています。感覚を取り戻すための努力は惜しみません」と、意欲をアピールすることが重要です。

逆質問は「最大の自己アピール」の場

面接の最後に必ず聞かれる「何か質問はありますか?」という逆質問。ここで「特にありません」と答えるのは、非常にもったいないです!

質問のカテゴリー 判断基準 院長に与える印象
やる気のアピール 「入職までに勉強しておくべきこと、準備しておくべき器材などはありますか?」 向上心があり、意欲的
適応力の確認 「現在活躍されている歯科衛生士さんに共通する特徴はありますか?」 周囲と協力する姿勢がある
キャリアの確認 「将来的に認定資格の取得を目指したいのですが、支援制度などはありますか?」 長期的に貢献する意思がある

【Point】給与や休みのことばかり聞くと、「権利の主張が強い人」と思われがちです。条件面の確認は1〜2問に留め、あとは「仕事に対する前向きな質問」で締めくくりましょう。

歯科医師が見ている「非言語」の合格ポイント


意外かもしれませんが、面接の合否は「話す内容」以上に「印象」で決まることが多いです。

清潔感は絶対条件

歯科は清潔感が商品です。髪色、爪の長さ、シワのない服。これだけで「この人は滅菌や衛生管理も丁寧にしてくれそうだな」と判断されます。

「笑顔」と「返事」

面接中、ずっと緊張した顔をしていませんか? 院長は「患者さんの前でその笑顔ができるか」を見ています。ハキハキとした明るい返事は、それだけで高い評価に繋がります。

聞き上手であること

院長の話を聞くときに、適度に相槌を打ち、目を見て聞く。これだけでコミュニケーション能力が高いと判断されます。

後悔しないための「面接での見極め」

冒頭で、面接は「お見合い」だと言いました。あなたもまた、その医院を評価する権利があります。以下の点に違和感がないか、チェックしてください。

院長の話が「自分」ばかりではないか

スタッフの成長や幸せについて語ってくれる院長か。

スタッフが笑顔で挨拶してくれるか

院内がピリついている場所では、長く働き続けることは困難です。

質問に対して、誠実に答えてくれるか

有給の消化率や残業の実態など、聞きづらい質問をした際の反応を見てください。

もし、面接の場で聞きづらいことがあれば、私たちのようなエージェントを頼ってください。
あなたが直接聞きにくい「本音の部分」を、私たちが代わりに確認し、納得した上での入職をサポートします。

まとめ:準備が自信を、自信が合格を引き寄せる

面接は誰でも緊張するものです。しかし、今回お伝えした「相手の意図」を理解し、準備を整えておけば、その緊張は心地よい「プロとしての自覚」に変わります。

あなたの持っている技術、これまでの人生経験、そして「これからどう働きたいか」という想い。それを正しく伝えることができれば、必ずあなたを必要とする医院に出会えます。

もし「自分の強みが分からない」「志望動機がうまく書けない」と悩んでいるなら、いつでもゲンキャリアにご相談ください。 歯科医師・経営コンサルタントとしての知見をフル活用し、あなたの魅力を最大限に引き出す面接対策を一緒に行います。
あなたの新しい一歩を、私は全力で応援しています。

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